カテゴリ:周辺アクティビティ( 8 )

マスタード工房「Fallot」

ボーヌに唯一残るマスタード工房「Fallot」では、予約制で見学を受け入れています。

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19世紀半ばには、ブルゴーニュ全体で250軒あまりもあったマスタード生産者ですが
ディジョン郊外にあった辛子畑が宅地化され、原材料の大半がカナダからの輸入になり、
現在はたったの4軒にまで激減したのだそう。
(Mailleブランドで有名なAmora、Reine de Dijon、あと1社は・・・調べておきます。汗)

ちなみに、辛子は紀元前3000年の頃から、中国、ギリシャ、ローマ帝国などで栽培され、
香辛料としてすでに利用されていたとのことです。

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マスタード作りの材料は、マスタードの粒、ヴィネガー、塩といたってシンプル。
ヴィネガーはワインが酸化してできるものですから、ブルゴーニュが世界一の産地に
なったのも当然というわけ。

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参加者も自分のマスタード作りを体験できます。
ねっとりした質感にするヴィネガーの加減が難しくて、かつ塩辛いマスタードがぁ~!

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ビデオを見せていただいた後、上階のミュゼにて圧搾機などを見学します。

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そして最後に、お楽しみのテイスティングもあります。037.gif
日本でも広く販売されている、クラシック(練りマスタード)は何にでも合って万能です。
緑色のエストラゴン入りは野菜類に、ピンク色のカシス入りは鶏などの白身の肉に、
パンデピス入りは赤身の肉に・・・いろいろな食材と交互に合わせて楽しんでみました。


Moutarderie Fallot
http://www.fallot.com/
月-土曜日 冬季10時&11時30分 夏季はさらに15時30分&17時も
サイト上から、見学の予約ができます。通訳が必要な方は、花田宛にメールでどうぞ。
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by casteltresgirard | 2010-03-26 21:43 | 周辺アクティビティ

ボーヌのレストラン「L'Ecusson」

観光客が通らないであろう、ボーヌの少し町外れ(それでも中心部から10分程)に
以前から、どうしても行ってみたかったレストランがありました。

この地に25年前に開店して、ミシュラン一ツ星を獲得した時期もあったようですが
どうして星を落としたのだろう・・・と、友人達がみな口を揃えて言うので気になって。
六本木の名店「ル・ブルギニョン」の菊池シェフが、修業をされた店でもあるそうで。

現在では、オーナーシェフのジャン・ピエール・セヌレ氏が、厨房でお料理教室も
開いているようで、一度は行かなくてはと思いつつ、早数年が経っていたのでした。

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こんな地味~なエントランスをくぐると、マダムとサービスの方々の温かいお出迎え。
当然ながらテラス席を勧められましたが・・・小さなパラソルで、食事をしている間に
陽が回ってきて背中が暑いなんてのはイヤよ~と思っていたら、日除け完璧テラス。

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グリーンオリーヴとパンケーキ、それからパヴォ(ケシ)の粒入りのおせんべい。

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アミューズ「フロマージュブランと野菜のムース、トマトのクーリ」

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前菜「キノコのムースに生卵の黄身、豚むね肉にゴマのトースト、ホットワイン」
Oeuf en Meuretteという、ブルゴーニュ名物のポーチドエッグの赤ワインソースを
もう一度食べたい・・・とおっしゃるお客様の希望に一番近い料理かなと思ったのですが
すごく斬新(すぎ?)だったかも。美味だったのは言うまでもありませんが。

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メイン「アンコウのロースト、パプリカ、ナスのコンポートにクミンの香り、フェッタチーズ」

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デザート「牛乳とマスカルポーネのアイスクリーム、バニラの香り、ラム酒漬けのイチゴ」

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プチフール数種


どの料理も、色鮮やかで美しくて感激。でも私のようにガイドの仕事をしていると
お客様にメニューを全部ご説明するので・・・このレストランでは思ったものと違う雰囲気の
一皿が出てくることが多くて、ある意味、いい意味でサプライズでした。(とくに前菜・・・)

その旨をマダムに伝え、「シェフとスタッフの皆様によろしくお伝えください」とお願いすると
「今度はあなたの勤めるレストランにも顔出すわ」と。私もまた違うサプライズを期待して
お邪魔したいと思います。


「Hostellerie de l'Ecusson」
Place Malmédy, 21200 Beaune
Tél 03 80 24 03 82
www.ecusson.fr
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by casteltresgirard | 2009-06-13 17:14 | 周辺アクティビティ

ボーヌのレストラン「Loiseau des Vignes」

以前にもご紹介したかと思いますが、約1年ぶりにランチで訪れました。
四ツ星ホテルの雰囲気と、三ツ星レストランのお料理とサービスが楽しめるので
私はこのレストランの大ファンです。グラスワインの選択肢が多いのも魅力です。

今日は、テイスティングの合間に、軽めのランチにしましょうということで
23ユーロのメニューにて・・・。前菜+メイン、またはメイン+デザートが選べます。

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前菜「オリーヴオイルとレモンにマリネした野菜をのせたタルテーヌ」
サクサクした歯ごたえの野菜と、トーストに塗られたタプナードが良く合います。

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これは、元同僚のニコラくんからのサービス「川魚のクネル、オマールソース」
アラカルトでクネル一品頂くのもいいですね、オマールソースが気になりますね、と
日本語で話していたのですが・・・ニコラくん理解したのか!?

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メイン「ウサギの背肉、ファロ社製マスタード焼き、野菜のオリーヴオイル焼き」
初めてウサギの肉を召し上がったというお客様は、「鶏肉に似ていますね」との感想。

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アラカルトの「タルタルステーキ」を注文すると、ニコラくんが目の前で
オニオン、エシャロット、ケッパー、ピクルス、塩胡椒などを、注文に合わせて加減して
しっかり力強く混ぜ合わせてくれます。思わず生唾が・・・次回はこれにしよう。

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Loiseau des Vignes
31 rue Maufoux - 21200 BEAUNE
Tél 03 80 24 12 06
http://www.bernard-loiseau.com/fr/bourgogne/vignes/

オンラインでのテーブル予約もできます。


※2010年3月追記
この春発売されるミシュラン・ガイドにて、Loiseau des Vignes が一ツ星★を獲得!
おめでとうございます!

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by casteltresgirard | 2009-05-19 21:10 | 周辺アクティビティ

Abbaye de Citeaux シトー派修道院

フランスでは早くも暑さが収まってきた感じの8月初旬、地元のシトー派修道院から
1通のFAXが届きました。

「今夏は、修道院内の牛が充分なミルクを生産しなかったため、満足な量のチーズを
皆様にお分けすることができません。レストラン関係の方のみ、数量限定とします。」



写真は「Cuisine Française」サイトより。

レストランのお客様には、「牛たちもヴァカンスを取るんですかね~」とお茶を濁して
お詫びしたものの、これを楽しみに、他の地方やヨーロッパ周辺国から来られる方は
ガッカリです。もちろん、仕事後の私達のつまみ食いも自粛。(笑)

約60頭の牛が、年間70トンものチーズを生み出すのだそう。
修道士たちによって、ひとつずつ丁寧な手作業で作られているというこのチーズは
サヴォワ地方の「ロブロション」に似たタイプ。型抜き・プレス・塩洗いしたものです。
味わいはマイルドで、クセがないので、実は赤ワインに一番合わせやすい優れもの。




写真はすべて「Abbaye de Citeaux」サイトより。


ブルゴーニュワインの基礎を築いたのは、11~15世紀にかけて
クロ・ド・ヴージョ城を拠点にブドウ栽培を定着させた、シトー派の修道士たち。
1193年に原形が建設されたという修道院は、あと1ヶ月間ほど訪問できます。

ビデオ上映
シトー派修道院の概要を見ることができます。
所要時間30分 30分ごとの上映
料金 3€(大人)1,50€(7-18歳と学生)

ガイドツアー
修道士たちの生活ぶり、歴史、現状と、現代の人間が直面する疑問について
建築様式のみでなく、修道士たちの精神まで深く掘り下げ、知ることができます。
所要時間1時間15分
料金 7€(大人)3,50€(7-18歳と学生)

ビデオ上映+ガイドツアーの料金 7,50€(大人)4€(7-18歳と学生)

ガイドツアーの実施時間
9月中~10月5日の平日(月火休)
10H30, 11H30, 14H30, 15H15, 16H, 16H45
9月中~10月5日の日曜
12H15, 13H, 14H, 15H, 16H, 17H
トゥーサン(10月25日~11月5日)の平日(月午後休)
14H30, 15H30, 16H30
トゥーサン(10月25日~11月5日)の日曜
12H15, 13H30, 14H30, 15H30, 16H30

ネットでの予約フォームは、こちら



Abbaye Notre-Dame de Cîteauxへのお問い合わせ
Tél +33 (0) 3 80 61 35 34  11h00-12h00 土日休
Fax +33 (0) 3 80 61 31 10
E-mail : hotelier@citeaux-abbaye.com
http://www.citeaux-abbaye.com/

カステル・ド・トレ・ジラールより13km。
ディジョン駅またはニュイ・サン・ジョルジュ駅より、タクシー利用でも行けます。
詳しいご相談は、日本語メールでどうぞ。
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by casteltresgirard | 2008-08-31 00:21 | 周辺アクティビティ

ボーヌのレストラン「Loiseau des Vignes」

2007年7月にオープンしたこのレストランは、オスピス・ド・ボーヌ裏にあります。
ソーリューの町の三ツ星「Relais Bernard Loiseau」の主人が亡くなってから
後を継いだ若きシェフとロワゾー夫人が、2号店としてオープンしたビストロです。

一緒に働いた同僚がこちらへ移ったこともあり、ずっと行ってみたかったのですが
約1年を経てようやく叶いました。

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前菜:自家製ジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)に
オリーヴオイルで和えたグリーンサラダを添えて

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メイン:マグロのステーキ、胡麻の香り、生姜とレモンに漬けたニンジンのグラッセ


ランチメニューでは、前菜とメイン、またはメインとデザートの2皿で23ユーロ
前菜とメインとデザートの3皿で28ユーロ、それぞれの皿に2種の選択肢があります。

ワインはすべてグラス売りで、64種のドメーヌとワインが揃っていて魅力的。
白はオーセイ・デュレス2006年(ドメーヌ・アニエス・パケ 5ユーロ)と
赤はフィサン2003年(ドメーヌ・メオ・カミュゼ 7ユーロ)をソムリエ氏の勧めに従って。

シンプルなメニューと料理で、ビストロ価格で食事を楽しむことができましたが
特筆は何といっても心地良いサービス。スタッフのタイミングの良い気配りが光ります。
さすが三ツ星級。


レストラン「Loiseau des Vignes」
http://www.bernard-loiseau.com/
31 rue Maufoux, 21300 Beaune ホテル「Le Cep」内
Tél 03.80.24.12.06
サイトからの予約もできます


※2010年3月追記
この春発売されるミシュラン・ガイドにて、Loiseau des Vignes が一ツ星★を獲得!
おめでとうございます!

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by casteltresgirard | 2008-07-02 23:25 | 周辺アクティビティ

ディジョン La Tour Philippe le Bon

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今日は、ディジョン市庁舎(旧ブルゴーニュ大公宮殿)にある
La Tour Philippe le Bon(フィリップ善良王の塔)にチャレンジすることに。

ここに住んで7年、塔の存在は知っていましたが、近くにいるとキッカケがなくて
今回はガイドをしたお客様からのリクエスト。私より少し年上の方なんですけれど
高いところが好きなんですって。お供のガイドもカラダ張りますので!(笑)

高さ46メートル、315段の階段。
細長い塔なのが曲者で、螺旋階段の円周が小さすぎるのです~目が回る。
ちなみにここは自由見学ではなく、予約をしてガイドさんが同行してくれますが
彼女の太腿は決して太くなく・・・そんなことはいいから、一刻も早く着いてくれ~。

おっ、到着しました!

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こうして上から見ると、11-12世紀のディジョンの町の原型がよく分かります。
案外こじんまりしていたんですね。屋上でたっぷり20分間滞在させてくれます。
登って良かった~決して後悔はしませんよ!


La Tour Philippe le Bon / Palais des Ducs (Hotel de Ville)内
復活祭~11月第3日曜日までは、毎日9時~17時30分まで11回
翌日~復活祭までは、水曜日の午後3回、土日曜日に6回のツアーが出ます。
入場料2,30€ 12歳以下は無料 1回につき19名の制限
当日に、市庁舎インフォメーションで予約をすることができます。
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by casteltresgirard | 2008-05-07 16:22 | 周辺アクティビティ

スミュール・アン・オーソワ

フォントネー修道院のあと、Semur-en-Auxois スミュール・アン・オーソワ
という小さな町に立ち寄って、ランチとちょっとした散策もしました。

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ここは13~14世紀に栄えた城壁の町。アルマンソン川に架かる橋を渡って入城します。
町の四隅に位置する塔のうち、一番大きなオル・ドールの塔は、高さ44メートル
壁の厚みは5メートルもある頑丈な造り。(でもヒビが入っていてちょっと怖い!)

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15世紀のソウヴィニー門をくぐって町に入ると、ビストロやパティスリーが並ぶ商店街。

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ノートルダム教会や、今にも崩れ落ちそうな瓦屋根の街並みを見ながら
1~2時間で充分に散策できます。


スミュールへ行くには、高速道路A6(出口23・Bierre-les-Semur)から8km
ディジョンから車で1時間圏内。
Transcoバス49番で1時間10分から1時間半。ただし本数は非常に少ないです。
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by casteltresgirard | 2008-05-02 10:22 | 周辺アクティビティ

フォントネー修道院

ユネスコ世界遺産にも指定されている、「ヴェズレー」と「フォントネー修道院」
前者は何度も訪れましたが、今回ガイドのお仕事でようやくフォントネー初訪問の
機会に恵まれました。

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門をくぐった途端に「うわーっ!」 英国式庭園と建物の美しさ。左の丸い塔は鳩舎です。

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無色のステンドグラスに、装飾も最小限で地味だけれど美しい聖堂。

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左は修道士達の寝室、いつでも祈りに出られるよう聖堂に直結しています。
1日のうち8時間は祈り、8時間は睡眠、残りの8時間で食事や身の回りの用事をしたそう。
右は写本のための部屋で、修道院内で唯一暖炉のある隣室で、手を温めつつ仕事をして
いたということです。ブルゴーニュの山奥の冬、寒そうです・・・。

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写真でよく見かけるのは、この回廊。無駄を省いた建築と庭園が美しいです。

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修道院内と周囲を流れる、青く透明な水にも目が留まりました。
中庭にある、樹齢250年という35メートルのプラタナスの樹も美しかったです。

お客様をヴェズレーまでお送りする前の、ちょっと寄り道のつもりだったフォントネー。
思いがけない良い1日を過ごさせていただきました。かなり得した気分♪
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by casteltresgirard | 2008-05-01 23:38 | 周辺アクティビティ