カテゴリ:通訳ガイド・オーダーメイド( 9 )

札幌・風間さんご夫妻のブログ

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写真は、ブシャール・ペール&フィス社輸出担当の西山さんとのテイスティング。
ドメーヌ・アンリ・ボワイヨでいただいたモンラッシェは、酸が本当に美しかった!


今年の春に、1日ドメーヌ巡りをご一緒させていただいた札幌の風間さんご夫妻が
素敵な写真(そういえばいい一眼レフをぶら下げていらっしゃいました)と丁寧な解説で
ブログに記事を載せてくださっているのを、今さらながら発見。

ご主人様がフレンチビストロのシェフ、奥様がワインとサービスの担当をされていて
もう開店してから21年目とおっしゃっていたかな、人柄の温かいおしどり夫婦でした。
レストラン・カザマさんの旅ブログはこちら。

ランチをご一緒したレストランでも、写真を撮られたり、お料理の分析をされたりで
いろいろとためになるお話をたくさん聞かせていただきました。

札幌に行かれる方がいらっしゃいましたら、是非シェフのお料理を味わいにどうぞ!


フレンチレストラン カザマ
〒060-0062
札幌市中央区南2条西12丁目パシフィック三和1F
TEL&FAX 011-272-1012
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by casteltresgirard | 2010-09-25 21:30 | 通訳ガイド・オーダーメイド

ブルゴーニュで最も美しい?テイスティングルーム

今週のガイドのお仕事では、勤務先のレストランでいつも扱わせてもらっているので
ワインは良く知っているけれど、実際に訪問したことのないドメーヌの門を初めてくぐり
・・・テイスティングルームに案内されて、びっくり仰天。

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天然の地下カーヴ(訊くと、400年前に掘られたものだそう)の壁と天井はそのまま
床だけがガラス張りで、まるでワインバーのような?ギャラリーのような?照明。
片隅には、なんとグランドピアノが鎮座していて、ワインのボトルが置かれていました。

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クロ・ド・ヴージョ、グラン・エシェゾー、リシュブールなど・・・惜しみなく飲ませていただいて
娘の生まれ年のワインもゲット♪ これぞ役得というものです。

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ヴォーヌ・ロマネ村でも一際華やかな「シャトー風」、解る方には解りますよね?
ただし、おばあ様がお相手をしてくださり、一度グラスにワインが注がれると「撮影禁止」。
ブログのために、彼女がサービスされる姿を撮ろうとして、何度も怒られてしまいました。
たしかに、写真ばかりでなく、大切なワインに神経を集中して欲しいですよね、スミマセン。

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ドメーヌを後にして、先ほど飲んだばかりの「クロ・ド・ヴージョ」のブドウ畑へ。
50ヘクタールもある広大なClosの中でも、お城のすぐ上の最上級の区画から収穫された
ブドウを使って作られたワインだったんですよ~。こうして現地に足を運ぶと感無量です。
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by casteltresgirard | 2009-05-19 21:07 | 通訳ガイド・オーダーメイド

本物の「ヴィニュロン」に出逢う旅

東京近郊から来られた今日のお客様は、「ブドウ畑の仕事にとっても興味アリ!」
実際に、中央葡萄酒(グレイスワイナリー)さんに、月1~2回ペースで足を運ばれて
それぞれの季節の畑仕事に参加されているのだそうです。

今日は、ジュヴレイ・シャンベルタン村の某ドメーヌで栽培長をしている私の主人にも
助け舟を出してもらって、ランチ後のひとっ働き!?を挟んで、2軒のドメーヌ訪問です。

10時 ホテル「カステル・ド・トレ・ジラール」にお迎えにまいります。
隣りのジュヴレイ・シャンベルタン村までドライブ、シャンベルタンなどの特級畑の説明、
写真撮影などしつつ戻ってくる途中、ドメーヌ・デュジャックのチームを見つけました。

じつは、結婚記念日に飲まれた「モレ・サン・ドニ」のワインが美味しくて忘れられずに
当ホテルへのご宿泊を決めてくださったお2人。「ドメーヌ名を失念してしまって・・・」と
いうことだったのですが、「思い出しました!デュジャックでした!」

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顔なじみのチーフがいたので、もちろん車を停めてお話をいろいろと伺います。
この日は、ジュヴレイ・シャンベルタンとモレ・サン・ドニの境界線のところに位置する
ジュヴレイ一級畑「Combettes」の芽かき作業中でした。

11時 ドメーヌ・ミッシェル・マニャンを訪問。
新しくできたばかりのテイスティングルームで、「モレらしいワインを」とのご希望に合わせ
村名クラス、一級畑「Millandes」「Chaffots」、特級畑「Clos de la Roche」などを試飲。

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太陽と月をモチーフにしたデコレーション。右下はよく見ると地球だよ、とミッシェルさん。

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息子さんが醸造担当、ご自身は今でも畑に出ていて、日焼けで真っ黒のミッシェルさん。
年輪の刻まれた目尻で(オット、それは失礼ですか?)、口調は直球ズバズバ・・・な感じ。
ご自分の人生で一番後悔しているのは、英語をきちんと勉強しなかったことだとか。(笑)
お客様と直接コミュニケーションが取れなくて残念、自分の話したことが正確に通訳され
マスコミに伝わっているのか、自分で確認できないのがもどかしいのだそうです・・・。

13時 話が盛り上がって、ずいぶん長居しましたが、レストランにてランチです。

14時45分 ドメーヌ・ドニ・モルテの栽培長に電話をしたところ(私の夫です、笑)
「ラヴォー・サン・ジャックに居るよ」とのこと。ラヴォー渓谷から吹き降りる冷たい風のため
この畑は少しだけ成長が遅いような気もします。

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「なぜブルゴーニュでは、樹が低いのですか?」 よく訊かれる質問です。
テロワールを重んじるこの地では、私達の目には見えない、地中深くから根が吸い上げる
栄養分が大切。根はときには15~20mも下まで伸びているのです。上に伸ばすよりは
下に伸ばしてあげるため、剪定によって樹の高さは膝下に保つのが一般的なのだそうで。

「あと、副梢は切らないんですね?」 日本では、そこまで切っているんですか~?
副梢というのは、主となる蔓からさらに伸びた枝。そんなものまで手入れをする手間隙は
ブルゴーニュでは掛けられません!その代わりにブドウは完熟しないので、取りません。

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日本で、剪定も芽かきも体験されてきたお2人の、せっかくだから活躍のチャンス?
「いやいや、ブルゴーニュの樹は違うので、触るの怖いです・・・(笑)」
今落としている若芽、天ぷらにして食べたら美味しいんですよね~という話ばっかりに。

15時45分 クロ・ド・ヴージョ城を望むミュジニーの丘、ロマネ・コンティの畑にて
写真撮影をしながら、ゆるりゆるりと南下します。

16時30分 ニュイ・サン・ジョルジュの隣り村、プレモー・プリセィへやって来ました。
ドメーヌ・ベルトラン・アンブロワーズを訪問。このお家も、お父さんが畑で頑張っていて
玄関先にはトラクターが横付けされていましたが、今日は米国出張のためにお留守。

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代わりに応対してくださったのは奥様。白ワインを中心に試飲したい旨を伝えると
「ブルゴーニュ・ブラン」に始まり、「サン・ロマン」「ラドワ一級畑グレション」「ムルソー」
「ニュイ・サン・ジョルジュ一級畑テール・ブランシュ」と、それぞれの畑が離れているので
地図で説明しながら飲ませてくださいました。

このドメーヌでは、特に「ラドワ」の白がお勧めです!1998年に一級畑に格上げされた
白ワインの新しい畑だそうですが、超がつくドライタイプで、サービス温度はいつも完璧。

小さな田舎の農家のように見えますが、9割以上は輸出向けで、わずかに残した分を
こうして個人客にも販売しているのだそうです。そういえば離れた所に大きな醸造所を
所有されて、結構大規模にやっていらっしゃるのでした。

ところで余談ですが・・・「アナタのお客様は英語喋れる?娘は話せるけれど私ダメで。」
という奥様、あの~ですから私が通訳ガイドをしているんですが~。(笑)
「私の娘は小さなベベが居るからね、出て来られないのよ。私も娘を預けて来るわ。」と
ご自分の2歳になる娘さんを、新米ママの娘さんに預けて・・・つまり妹を預かってるの?
うーん話が複雑。フランスですから、まぁいろいろな事がありますよね。(笑)

18時 話は逸れましたが、今日は「マジメに畑で働いているヴィニュロン」をテーマに
良い出逢いがたくさんあって、楽しい1日となりました。


オーダーメイドのワインの旅、お手伝いします。日本語メールにて花田宛にどうぞ。
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by casteltresgirard | 2009-05-05 23:42 | 通訳ガイド・オーダーメイド

ブドウ栽培~醸造~ワインになるまで

今日のお客様は、10日前に東京で結婚式を挙げられたばかりの若いおふたり。
「オリヴィエ・ルフレーヴのワインが大好きなんです!」とのご要望で、これは好都合!
ランチをいただきながら14種類のテイスティングができる、レストランを併設していて
私も何度か足を運んでおり、内容の良さはよく知っているからです。

せっかく大好きな生産者なので、彼らが提案する「アトリエ」にも参加してみましょうと
いうことになりました。

9時15分 ホテル「カステル・ド・トレ・ジラール」出発、国道74号線を約40km南下します。
シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネなどの畑が広がる緩やかな丘を
遠くから眺めることで、標高や斜面の傾きによる畑の階級分けが、理解しやすくなります。

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10時 ピュリニー・モンラッシェ村「Maison d'Olivier Leflaive」に到着。
見覚えのある、カウボーイハットの体格のいいオジサン・・・オリヴィエさんがお待ちでした。
まずはブドウ栽培責任者である、彼のクルマに乗せていただいて、プライベートツアー。

「チャイルドシートが着いててゴメン。うちの娘を保母さんのところに送って来たところで。」
「は?お孫さんですよね?(だってオリヴィエさん、60歳くらいに見えるんですが・・・)」
「違う違う、孫じゃーなくてボクの娘。18ヶ月。」
(絶句・・・うちの主人も45歳で子供ができてしまいましたが。何と返したらいいのだろう。)
「オリヴィエさん、現役バリバリですね!笑」
「いや~、仕事はもう息子夫婦に任せて引退、ボクは子育てに専念するよ。ハッハッハ!」

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話はズレましたが、特級畑「バタール・モンラッシェ」と一級畑「ピュセル」の間で降ります。
ムルソー村、ピュリニー村、シャサーニュ村と連なる、白ブドウ産地の畑の格付け、土壌、
1年間の畑仕事についての説明が始まります。

ホコホコに耕された土、隣の区画は除草剤で元気がなく、その隣はカチカチに硬そう。
実際に足を踏み入れてみると、生産者ごとの畑に対する愛情の違いが感じられます。
もちろんオリヴィエさんの区画の土は、よく手入れがされています。

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ちなみに、除草剤が撒かれたこの畑は、オリヴィエさんのお隣さんですよ・・・。
「この芽は取って、これは残して」と、パキパキと落としてしまうオリヴィエさん。
い、いいんですか!? 「代わりに仕事してあげてるんだよ。笑」

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ここ数日の暖かさで、若葉が出てきたブドウの樹。
どの葉を残して、どの芽を摘むのか、張り巡らされた針金は何のために使われるのか、
杭の打ち方や、歳をとって実をなさなくなった樹の植え替えまで、アマチュアの初歩的な
質問にも丁寧に答えてくださり、最後は特級畑を一周ドライブして戻って来ました。

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11時15分 オフィス前で、兄のパトリックさんに交代。
兄弟仲良く仕事を分担、お兄さんが醸造責任者をされているのです。自社畑は15ha、
その他に周辺のブドウ生産者から15ha分の醸造を任され、かなり大きな醸造所のよう。

収穫直後の作業、畑の格付けにより3~15ヶ月かかる樽熟成の話、樽会社選択の話、
そして、パトリックさんが一番神経を使っていると思われたのは、瓶詰め作業でした。
別々の樽で熟成させたワインを、ステンレスタンク内で3週間かけて馴染ませた後に
「冷蔵室」と彼らが呼ぶ、室温2~3℃の別室タンクで寝かせることで、結晶分を沈殿させ
フィルターに掛けるのを極力抑えているそうです。

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日本へは、年2度も行かれるというパトリックさん、お客様には全て通訳できないような
ラテン系男性の冗談も、最後のほうはかなり多かったです・・・。笑
兄弟それぞれ非常に強い個性、素敵な方々でした。オーナーご自身の案内に大満足。

12時50分 パトリックさんとお喋りしながらブラブラ歩き、レストランに到着。
白ワイン11種と赤ワイン3種のテイスティングは、ソムリエのラシェルさんのコメント付き。
お料理は「おばあちゃんの料理」とでも言いましょうか、温かな家庭料理です。

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アペリティフに合わせる「グジェール」 コンテチーズが入った塩味のシュー。

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「マグロと白ワインのゼリー寄せ」 ハーブ入りヨーグルトソースを添えて。

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「鶏肉と野菜の煮込み・エストラゴンの香り」 ホクホクのジャガイモのピュレと一緒に。

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「チーズ盛り合わせ」 山羊2種、シトー、コンテ、スーマントラン(ウォッシュ)を順番に。

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「チョコレートムース」 甘すぎず、ほろ苦い、小さなジャストサイズのムース。


この日は予定を詰めすぎず、ブドウ栽培~醸造~ボトル詰めされたワインまでの過程を
ひとつの蔵でゆっくりと愉しむことができました。

食事の後には、ブティックでお土産を購入していただくこともできます。
素敵なデザインのお皿やコーヒーカップ、テーブルセットなど。もちろんワインも購入可。
ジュリー・ルフレーヴさんが歌う「飲み過ぎで頭痛」というCD、コレは何なんだろ・・・?笑

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帰りには、ロマネ・コンティの畑にも少しだけ寄り道。ちょうど耕作馬サンに会えました。


「Maison Olivier Leflaive」については、2007年夏にも記事を書きました。
オーダーメイドツアーのお問合せは、日本語メールで花田宛にお願いします。
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by casteltresgirard | 2009-04-21 21:46 | 通訳ガイド・オーダーメイド

「フランスの台所」を垣間見る旅

今週2組目のお客様は、若い女性のひとり旅。
ところが災難なことに、フランスでは10月18日に国鉄のストが予告されており
前夜にシャルル・ド・ゴール空港に着いた彼女は、パリから動けなくなりました。

ホテルのフレンチレストランで働いていて、今夏のソムリエ試験も受験したので
ブルゴーニュを見てみたかったというその方は、電話口で泣き崩れてしまいました。
私も「それでもせっかく飛行機に乗ってパリまで来られたのですから
いろいろ見て、美味しいものを食べて、少しでも思い出を作って・・・」と言ったものの
自分が彼女の立場で、夢いっぱいで来た初めてのフランスでこんな状況になったら
と考えると気が滅入りました。

幸い、翌19日は間引き運行されたため、1日遅れて昼過ぎに到着されたようですが
身も心も疲れ果てたお客様が、ホテルの部屋から電話をくださったのは15時。
夕方までの約2時間でしたが、1日目は「ドメーヌ・ベルターニャ」でワインを試飲して
クロ・ド・ヴージョ城ロマネ・コンティの畑など、黄金の丘の景色を楽しみました。

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ディナーは、ホテル「カステル・ド・トレ・ジラール」で季節のメニューを。
おひとりの場合でも、白4種、赤4種、デザートワインをグラスでお出ししていますし、
ハーフボトルは赤白それぞれ1ページ分、かなりの選択肢をご用意しています。

今晩は、「ドメーヌ・アルロー」のモレ・サン・ドニ2003年をハーフボトルで。
アルロー家は、お父さんと2人の若い息子さんが精力的に丁寧な畑仕事をしていて
さらには末娘さんが馬で耕しているという、典型的かつ理想的な「ヴィニュロン一家」。
彼らのワインは素直な味がして、私の好きな造り手さんのひとつです。
パリ到着からの辛かったことは忘れて、今晩はどうぞゆっくり休まれてください・・・。

翌朝は、近くにあるチーズ工場「ゴーグリィ」へ。今日はたまたまガイドさんがいて
詳しい話を聞くことができました。オリヴィエ・ゴーグリィさん・・・って社長自らガイド!?

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と思ったら、今日はたまたま「お客様感謝祭」なのでした。
フランスでは、10月に「La Semaine du Goût」 食と味覚の週間、というのがあり
それに伴ってのこのイベントは、今年で3回目だということです。

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ブロッショネ、スーマトランプレジール・オ・シャブリラミ・デュ・シャンベルタン
エポワスサンドレ・ドゥ・ヴェルジィ・・・それぞれ基本はエポワスで、熟成工程に若干の
違いを出したものですが、それにしてもバラエティ豊かですね。
近年新しく立ち上がった「ドメーヌ・バロラン」が、白赤ワインを出展していました。

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思いがけないイベントで、お腹がいっぱいですが、ボーヌに出発です。
お客様の初ワインは、モレ・サン・ドニ「クロ・デ・ゾルム」ドメーヌ・ジョルジュ・リニエ
だったそう。そのワインができた場所を、記念に訪れてみようということになりました。

ボーヌの町では、毎週土曜日に朝市が開かれます。
チキンのグリル、牡蠣、チーズ・・・どれも美味しそう。私がご贔屓にさせてもらっている
ソーセージのスタンドでは、ちょっと変わりダネのソーセージが1本3,50ユーロですが
3本買うと9ユーロにしてくれます。イチジク、サンネクテールチーズ、胡桃入りを購入。

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ランチは、おしゃれな雰囲気のビストロ「グルマンダン」でいただきました。
本日の一品(今日はコック・オ・ヴァン、雄鶏の赤ワイン煮込みでした)とデザートの
軽めのコースがちょうど良いです。グラスワインも10種以上揃っています。

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隣の「アテネウム」は、ワインと食に関する書籍類、テイスティングコーナー、
グラスやソムリエナイフなどのアクセサリー、ギフトなどの品揃えも良いショップ。
ゆっくりお買い物を楽しんでいただいた後、少々駆け足で「オスピス・ド・ボーヌ」
見学します。ここはブルゴーニュでは必ず観ていただきたい所です。

短い時間ではありましたが、今回はフランスの食の豊かさを感じ取っていただけた
ことと思います。ワインの試飲は多少減ってしまいましたが、日本でいろいろ飲まれて
楽しく続けられてください。生産者に会ってみたくなったら、またいらしてくださいね。


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by casteltresgirard | 2007-10-20 22:47 | 通訳ガイド・オーダーメイド

憧れの生産者に出会う2日間の旅

今週のカステル、日本人のお客様がなぜかとても多いです。
そんな中から私にガイドツアーの依頼をくださる方が、立て続けにいらして
3組連続でご案内することになっています。

日本は、夏休みでもなし、連休でもなし、なぜ今に集中したのでしょうね?

1組目のお客様は、東京の某ワインアカデミーに通われる女性おふたり。
モレ・サン・ドニやシャンボール・ミュジニーのワインが好きな方々で
事前に訪問先としてご希望をいただいた中から、アポが取れた3軒を訪問。

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午前中は、モレ・サン・ドニ村の「ドメーヌ・ユベール・リニエ」へ。
跡継ぎ息子のロマンさんが若くして亡くなったことから始まったお家騒動、
ユベールさん(お父様)とケレンさん(お嫁さん)の確執が気になりますが
今回は、ユベールさんの方が訪問を快諾してくださいました。

コンタクトを取った電話口で、「そうね~11時半ごろに来てもらえるかな?
昼前のちょっとした時間しか取れないけど、Bonne Franquetteってヤツよ。
分かるかな~この表現?」って分かりますけど・・・アペリティフ代わりってこと?

写真は、ユベールさんと奥様のフランソワーズさん。5種のワインと一緒に
コンテチーズまで用意していただき、サロンでゆっくりとお話を伺いました。
「1er cru Faconnières」と「Clos de la Roche」の2006年、どちらも
ブラックチェリーのジャムのような濃厚な香りと、シットリとした舌触りのタンニン、
酸味とのほどよいバランスが素晴らしかったです。

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ランチは、シャンボール・ミュジニー村の「Le Chambolle」へ。
小さな店ながら、若いご夫婦の温かいもてなしとセンスの良い内装が素敵です。

私は所用があったので自宅に戻り、午後のお約束の時間にレストランに行くと
向かいのテーブルのオジサンが、じーっとこちらを窺っています。
「あの~お嬢さん、もしかして、お向かいでアポがありませんか?」
「は・・・ぁ・・・(ムム!このオジサンはどこかで見たことがあるぞ。)」
「急がなくていいですから。ボクもまだ食べてる途中なんで。笑」

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・・・とおっしゃった後に、ボトルを更に1本注文したこの方!
待っている間に、シャンボール村を一周歩いてきてしまいました。

「ドメーヌ・ユドロ・バイエ」では、思ってもみなかった樽とボトルからの試飲で
彼の温かい人柄に触れ、たっぷり2時間を費やしていただいた貴重なひととき。
ふたつのプルミエ・クリュ「Cras」「Charmes」の04年、05年、06年の比較が
興味深かったです。ミレジムは違っても、テロワールは変わらないものです。

ダメ元で購入の希望を伝えると、シャンボール2004年しかないけど、との返事。
お客様2人は、もう狂喜乱舞!ボトルにサインまでいただいて帰ってきました~!

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外に出ると、すでに夕暮れ時。
すっかり「黄金の丘」となった、ミュジニーからクロ・ド・ヴージョをドライブして
憧れのロマネ・コンティの畑でブドウを摘まんでから、ホテルに帰着です。

2日目の朝は、チーズ工場「Gaugry」見学と試食の後、
昨日行った「ロマネ・コンティ」の隣の畑でグランクリュ「ラ・グラン・リュ」を造る
「ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ」へ行きます。

実は、黄信号でビミョウにアクセルを踏んだらしく、警察が後をつけてきて
ヴォーヌ・ロマネの村で尋問に遭ってしまったのです・・・幸い許してもらいましたが。
15分の遅刻で到着したにも関わらず、笑顔で迎えてくださったマダム・ラマルシュ。

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当然ですがまだ硬さの残る「エシェゾー」や「ラ・グラン・リュ」2006年を樽から
飲ませていただきました。力強いワインです・・・飲み頃になるのはだいぶ先かな。

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これがドメーヌの看板となる畑です。
テイスティングをしながら、やはり畑の標高と土質、ワインの味わいの関係の話に
なりました。ユドロ・バイエさんで飲んだワインの畑も見てみようということになり
シャンボール・ミュジニー村に戻ります。

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途中のミュジニーの畑で、白馬をつかって耕しているエリックさん
バッタリ遭遇。冬に向けての土のコンディション作りが始まる時期なのですね。
足を止めてしばし歓談。こんな行き当たりばったりも、時にはアリです。

今日のスケジュールはゆったりめですので、ボーヌの街でランチをいただいて
終わりです。憧れの生産者に温かい応対を受けて、心が通い合った2日間。
楽しんでいただけたようですね。是非またいらしてくださいね。


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by casteltresgirard | 2007-10-17 22:23 | 通訳ガイド・オーダーメイド

コート・ド・ニュイを巡る1日の旅

今回は、コート・ド・ニュイをくまなく巡る1日ツアーです。
埼玉県からお越しのIさんのご一家は、若々しいご夫妻と5歳になる息子さん、
それに両家のお母様という、なんとも羨ましい仲良しファミリーです。

数年前までオランダ駐在員だったというIさんご夫妻、当時夏休みの旅行で
ブルゴーニュへはワインの買い付けに何度かいらしていたのだそうです。
ヴォーヌ・ロマネや、ラドワの白ワインがお好きだという渋い(!?)ご希望に応じて
またボトルを購入して帰りたいとのことで、ティスティングしながら購入ができて
リーズナブルな価格のドメーヌをいくつかピックアップして廻ることにしました。

前夜、ホテル「カステル・ド・トレ・ジラール」に到着されたご一家。
ご主人自ら運転されるクルマに私も同乗させて頂いて、ヴォーヌ・ロマネへ出発!
最初の訪問先は、Maison des Vins de Vosne-Romanéeです。

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このワインショップは、Domaine François Gerbetの経営。
2004年のヴォーヌ・ロマネ村の一級畑ワイン「オ・レア」「レ・プティ・モン」など
5種をテイスティングしました。

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この店の良いところは、自社ドメーヌのワインばかりでなく
ヴォーヌ・ロマネ村の名だたる生産者(ミシェル・グロ、ラマルシュ、クラヴリエなど)の
ボトルも揃っていることです。

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お買い物の後、クルマで5分程のところにある醸造所も
シャンタルさんが案内してくださいました。「うちなんか小さいからねぇ・・・」と言いつつ
トラディショナルな古い地下カーヴと、所狭しと並ぶ樽に感激!

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お昼前には、シャンボール・ミュジニー村に到着。
Maison Vigneronne de Chambolleは、ジュヴレイ・シャンベルタンから
モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョ、ヴォーヌ・ロマネまでを中心に
有名ドメーヌは控えめに、むしろ若手注目株の造り手のワインを紹介している店。

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このオジサンどこかで見た顔・・・と思ったら、ここの社長で先日カステルへお食事に
来てくだったことが判明。オジサン(失礼!社長です)自ら日替わりで5種のワインを
グラスに注いでくださいます。ニュイ・サン・ジョルジュの白(ドメーヌ・シェヴィヨン)、
シャンボール(ドメーヌ・フェレティグ)などを味わった後は、買い物カゴをぶら下げて
棚からお好きなボトルをお選びください。

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地下カーヴから上がり、地階レストランでランチにしましょう。
上から、ポーチド・エッグの赤ワインソース、エスカルゴのラビオリ、シャーベット。

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ロマネ・コンティの畑は、何度来てもやっぱり感動するものですよね。

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息子さんと手を繋いでロマネ・コンティを歩けるなんて、お父さん幸せ者ですね!

次はちょっと趣向を変え、クレマン・ド・ブルゴーニュ(発泡酒)のミュージアムへ。
ニュイ・サン・ジョルジュの郊外に、1年前にできたばかりのImaginariumがあります。

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オーディオガイドとミニチュア模型で、発泡酒の工程を知ることができます。

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息子くんが意外に楽しんでくれたのがコレ。
レミュアージュ(発泡酒は瓶内醗酵中に澱が溜まりますが、これを1/8回転ずつ
数日おきに回すことにより、澱が瓶口のほうに固まっていくこと)のゲームで
瓶回しの速さをパパと競っていることろ。

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UFOキャッチャー、香りのミュージアムなどで遊んだ後は
バーカウンターでクレマンをご馳走になります。サッパリとした喉ごしで美味しい!

最後の訪問先は、ニュイ・サン・ジョルジュの隣りの小さな村
プレモー・プリセィ村にあるDomaine Bertrand Ambroiseです。
やや遅れての到着にも関わらず、オジサンはにこやかに
「待ちながらいろいろ仕事が片付けられたから」と快く迎え入れてくださいました。

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このドメーヌの魅力は、白はサン・ロマン、ラドワ、ムルソー、コルトン・シャルルマーニュ、
赤はニュイ・サン・ジョルジュ、ボーヌ、ポマール、クロ・ド・ヴージョなど幅広いAOCが
揃っていること。ヴィンテージもいろいろ選べて、しかも価格は控えめなのが嬉しいです。

いくつか試飲した中から、私もサン・ロマン白2003年、ニュイ・サン・ジョルジュ一級畑
アルジリエール2003年を購入しました。

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息子くんも、最後までいい子で私達に付き合ってくれました。
ご褒美にアルジリエールをちょっと味見・・・記念すべき初めてのワインなんですって!
弱冠5歳にして、ティスティングツアーに1日ついて来れるとは、将来は大物ですね。

今日は、どの訪問先の方もとても温かい笑顔で迎えてくださって
終始楽しく過ごすことができました。生産者の皆さんに心から感謝します。


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by casteltresgirard | 2007-08-03 23:00 | 通訳ガイド・オーダーメイド

コート・ド・ニュイ、ディジョンとボーヌ2日間(1日目)

パッケージツアーの一例をご紹介します。
今回は、7月2~3日にかけて、横浜からお越しのSさんご夫妻を案内しましたが
それぞれのご希望に合わせて、臨機応変にスケジュール作りをいたします。

1日目
10:23 パリよりTGVで1時間40分、ディジョン駅に到着
500年前にブルゴーニュ公国の首都であったディジョンの街を、徒歩で廻ります。

Palais des Ducs (ブルゴーニュ大公宮殿)
14~15世紀にかけての建築。現在は市庁舎となっており、市立美術館が見どころ。
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宮殿の裏手にある、アンティーク街。右の建物の中二階はトイレの跡なんですって。
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散策中、こんな素敵な屋敷が。色鮮やかな瓦屋根と、ブドウとエスカルゴを象った門扉。
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ノートルダム教会の正面にそびえる彫刻。
かつての芸術家達がブルジョワを皮肉った醜い姿を、彼らの手の届かない高さに
作りました。正面左側の小路にあるフクロウの像を左手で撫でると幸運が・・・。f0122044_22563355.jpg

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装飾の素晴らしいヴォギュエの館。地元産出の白とピンクの石材を使った豪勢な建築。
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ここまで歩いたら正午。気軽なワインバーで地元の料理とワインを味わいましょう。

14:00頃からワイン街道を南下します。
マルサネフィッサンの可愛らしい村を抜けて、ジュヴレイ・シャンベルタン村へ。
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ドメーヌ・フィリップ・ルクレールにて、テイスティングをします。
パトリシア(月・火担当)とパウロ(水~日担当)が、ドメーヌとブドウ畑の歴史や
各クリュの味わいの違いなどを丁寧に説明してくださいます。
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テイスティングルームの奥は、さながら民芸博物館のよう・・・。
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ゆっくり腰を落ち着けて試飲したので、時間が経つのもあっという間です。
クロ・ド・ベーズシャンベルタンなどの特級畑を見ながら、宿泊先へ向かいます。
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ガイドの勝手な気まぐれで、モン・リュイザン(モレ・サン・ドニ村の一級畑)の高台へ。
シャンベルタン~シャルム・シャンベルタン~クロ・ド・ラ・ロッシュのグランクリュ街道が
見渡せます。特級畑クロ・デ・ランブレィの丘からはモレ・サン・ドニの村が一望。
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お疲れ様でした!17:00頃ホテル「カステル・ド・トレ・ジラール」に到着です。
チェックイン、お部屋の案内とディナーまでお手伝いいたします。


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by casteltresgirard | 2007-07-03 22:39 | 通訳ガイド・オーダーメイド

コート・ド・ニュイ、ディジョンとボーヌ2日間(2日目)

2日目
ブドウ畑に囲まれたホテルで、ゆっくりお休みいただけましたか?
朝食ビュッフェのサービスは7:30~10:00となっておりますので、早起きして
周囲を散策されるのも良いでしょう。ガイドがホテルまでお迎えにまいります。

シャンボール・ミュジニー村を通り抜け、特級畑ミュジニーの前で記念撮影。
眼下には、ヴージョの一級畑クロ・ド・ラ・ペリエール、白で有名なクロ・ブラン
ワイン騎士団のクロ・ド・ヴージョ城などがパノラマに。
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クロ・ド・ヴージョ城では、ご希望があれば内部の見学もできます。
塀で囲まれた50ヘクタールあまりの畑からできるのが、クロ・ド・ヴージョのワイン。
でも所有者は80あまりを数えますから、それぞれのドメーヌによって味わいは様々。
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ドメーヌ・ベルターニャにてテイスティング。
ドイツ人の女性経営者、門前で撮影をしていた私達に気軽に声を掛けてくださり、
クロ・ド・ラ・ペリエール(ヴージョ一級ワイン)、ニュイ・サン・ジョルジュなどの赤、
白のコルトン・シャルルマーニュなどを試飲させていただきました。
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昨日のドメーヌ・ルクレールと同様、気に入ったワインが見つかれば
お土産に購入することもできます。その後ロマネ・コンティの畑を通ってボーヌへ。
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ボーヌ到着後、カーヴ・マドレーヌで昼食をとります。温かいフランス家庭料理を
グラスワインと一緒に(もちろんボトルもお手軽な価格です)お楽しみください。

腹ごしらえが済んだら、ワインショップやワイン小物の店が並ぶ町並みを散策。
オテル・デュー(ボーヌ施療院跡)を見学します。色彩豊かな瓦屋根で有名ですね。
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以前は、ここの中庭で11月第三週の競売会が行われていましたが
現在はマルシェ(市場)のホールに移動しました。ここでは土曜に朝市が立ちます。
隣りのAthenaeum(アテネウム)は、ワイン・料理関係の書籍やグッズが揃う大型店。

この他にも、Musée du Vin(ワイン博物館)Marché aux Vins(ワイン市場)
郊外の大型ワインショップ、城壁と7つの砦めぐりなども訪れることができます。

15:30すぎにボーヌ出発、畑道を通りながら南下してきた道のりを、一気に北上します。
ディジョン駅までお送りして、17:17のTGVでパリへの帰途に。
2日間の楽しい出会いに感謝、また是非ブルゴーニュへいらしてくださいね。お疲れ様!


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by casteltresgirard | 2007-07-03 22:24 | 通訳ガイド・オーダーメイド