カテゴリ:ブドウ畑の四季・秋( 15 )

もうすぐ冬の到来

d0080181_23243373.jpgd0080181_2324555.jpg

好天つづきだった先週、ガイドしたお客様をお誘いして、コルトンの丘でピクニック。
サンドイッチとジュースだけでも、こんな日ならレストランで食べるよりずっといい~。

ワインの仕込みも一段落したのか、ブドウ畑チームが戻ってきました。
パリサージュ(支柱に巻かれた針金)を外して下ろし、古くなったり病気になった株を
1本1本引き抜く作業中・・・地中15メートル、20メートルまで深く根を下ろした樹木を
できる限りきれいに引き抜くのは、やはり簡単な仕事ではありません。

それでも、とりあえず今はまだ太陽も気持ち良いし、それほど急ぎの作業でもないので
冬が到来する前に、みなさんノンビリモードでお仕事中です。
[PR]
by casteltresgirard | 2010-10-19 16:17 | ブドウ畑の四季・秋

黄金の丘にて

ブドウ畑に並ぶトラックもめっきり減り、それぞれの醸造所がプンプン臭いだした週末、
主人の勤務先ドメーヌは、まだ終わりません・・・。

気温23℃、久しぶりにポカポカ陽気が戻ってきた日曜日、お仕事見学に出かけました。

d0080181_17512757.jpgd0080181_17523569.jpg

d0080181_17531668.jpgd0080181_17542888.jpg

d0080181_17545819.jpgd0080181_17562775.jpg

d0080181_1757918.jpgd0080181_17581191.jpg

この日の収穫は、マルサネ「Monchenevoy」「Longerois」、フィサンの畑にて。
もうじき50歳になる主人は、数年前は自分で切ったり運んだりと忙しそうでしたが
歳なのか、良いチームに恵まれているのか、今年は列を終えた人に水を配りながら
進行具合を眺めているだけのようでした。

ときどき醸造所に電話しつつ、「なんだよー!すぐに選果しないならストップするぞ!」
とか檄を飛ばしつつ。幸いブドウはキレイで、腐敗果も乾燥果もほとんどナシのようです。

10月に入ってからの収穫は、私がフランスに来てからは初めてのような・・・
黄金の丘にて、ヴァンダンジュはあと少しだけ続きます。
[PR]
by casteltresgirard | 2010-10-03 19:44 | ブドウ畑の四季・秋

ヴァンダンジュ、始まりました!

d0080181_2344423.jpgd0080181_23451659.jpg

今日(9月13日)は、リヨンからボジョレー地方を北上するコース。
ムーラン・ア・ヴァンの風車が後ろに見える畑で、今年初めての収穫隊を発見!

2010年のボジョレーは、7月中旬にブルイィ地区で雹の被害が出たものの
他のブドウはなかなかきれいな様子。どんな年になるのでしょうね・・・。

ちなみに、この後に訪問した「シャトー・デ・ジャック」では
「日本人のイメージするボジョレーは、ヌーヴォーでしょう?今日はそれを覆す
ワインを飲ませてあげます。」と言われて・・・見事にノックアウト。出会いに感謝。
[PR]
by casteltresgirard | 2010-09-13 23:52 | ブドウ畑の四季・秋

ヴァンダンジュ2009・その4

たくさん写真を撮りまくりましたが、これで最後です。

d0080181_17503420.jpg

ミュジニーの畑では、「コント・ド・ヴォギュエ」チームがすでに収穫後の作業中でしたが・・・
(たぶん針金を留めたクリップを外す作業かな?)、ノンビリゆったりとした午後です。

d0080181_17542239.jpgd0080181_1755899.jpg

プティ・ヴージョの畑にて、遅い収穫隊発見。
「どちらさんですか?」「ジュヴレイのフーリエだよ」
「あれ?昨日の朝はモレにいましたよね!」
「そうだよ姉ちゃん、昨日も黄色い車で通っただろう」・・・これだから、目立つ車は。(笑)

♪ラーラーラーラー♪ 陽光眩しい午後の畑で、皆さん突然の大合唱。
「俺だって日本語喋れるよ。ホンダ!トヨタ!カワサキ!ヤマハ!」・・・昼に飲みすぎた?

d0080181_1812436.jpgd0080181_182016.jpg

恐らく最終スタート組かと思われる、モレ・サン・ドニ村の「ドメーヌ・ポンソ」。
昨日月曜日に始めたばかりですってよ・・・今月中に終わるのかしらん。がんばってー!


畑の造り方も人それぞれなら、収穫開始日の決定も人それぞれ。
当たらない天気予報とにらめっこしながら、雨の前に終えるか、太陽が戻るのを待つか、
皆さん各々自分の感じるままに、畑の中で働いて、醸造作業を進めているところです。

コート・ドールの村々は、どこも醗酵中のブドウの臭いで、プンプンムンムンしてきました。
1年の仕事を終えたブドウの樹々も、少しずつ色を変えてきて・・・秋が深まります。
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-23 10:46 | ブドウ畑の四季・秋

ヴァンダンジュ2009・その3

まだまだガイドの日々は続きます。帰りの遅い主人とも、あまり顔合わせてないけれど
・・・この時期にいろいろなヴィニュロンに会って話すのは、まぁ、またとない機会だから。

d0080181_16436.jpgd0080181_18982.jpg

モレ・サン・ドニ村を出ると、もうちらほらしか見かけなくなってきた収穫隊に遭遇。
ジュヴレイ村の「ジャン・マリー・フーリエ」のチームですって。

d0080181_1101664.jpgd0080181_1104681.jpg

「ドメーヌ・アルロー」のシプリアン氏を訪問。今年の果汁は素晴らしい色!と嬉しそう。
しかし、関係ないけれど、ホレボレする美形だよ・・・彼が結婚したときは、皆泣きました。笑
木製の醗酵桶を今年から使い始めたところで、醗酵温度の上下が非常に緩やかなので
来年はもっと買い増したいとのこと。ここで2008年の一級畑を2種、樽から試飲しました。

d0080181_1155520.jpgd0080181_116446.jpg

「ロベール・アルヌー」にも押しかけました。「忙しいからね、10分しかないのよ」と言う
マダムを押し切って・・・15時に到着して、ホントに15時20分には外に出ていましたわ。笑
でも、超近代的で実用的な醸造所では、ピジャージュの作業中。パスカル・ラショー氏も
ご挨拶だけ出てきてくださいました。

d0080181_1193726.jpgd0080181_1205727.jpg

d0080181_1224372.jpgd0080181_1214868.jpg

「ドゥ・モンティーユ」のエティエンヌさんを翌朝訪問。ムルソー村に移した醸造所にて
ステンレスタンク、木の醗酵桶を使った、クラシックなタイプの醸造かな?という印象。
地下のカーヴが小さいながらも美しい建築で、コニャックタイプの大樽も並んでいました。

d0080181_1262950.jpgd0080181_1275147.jpg

d0080181_1282452.jpgd0080181_1291851.jpg

「プス・ドール」のパトリック・ランダンジェさん。ここで度肝を抜かれた最新の設備が2つ。
収穫されてきたブドウが、直接ステンレスタンクへ放り込まれるための、滑り台!?もどき。
そして、垂直型プレス機。昔と同じ形でありつつ、最新型の設備で、これは見たことない。
カーヴに降りると「Ouilleur」というガラスのフレスコが、2008年の入った樽に設置されて
いました。これは元エンジニアのパトリックさんの考案で、樽の中の液面の高さが見えて
しかも注ぎ足し作業時に樽の口からワインが溢れ出ることがない・・・器具なのだそうで。


そういえば、いつもテイスティングのときは、直接カーヴに降りて行きますから
なかなか醸造作業を覗かせてもらう機会もないもの。この時期の訪問は勉強になります。
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-22 23:04 | ブドウ畑の四季・秋

プレス祭りにて新酒を味わう

d0080181_0203153.jpg

d0080181_0212459.jpg

日曜日は、ディジョン郊外のシュノーヴ町で「Fete de la Pressée」という新酒祭りがあり
日本からのお客様にとっても滅多にない機会だし、私も一緒に初めて足を運びました。
1238年と年号が入ったこの建物は、ブルゴーニュ大公がブドウの圧搾をしていた場所。

d0080181_028527.jpg

d0080181_0302852.jpgd0080181_0333862.jpg

重さ数トンという、昔そのままの木製の圧搾機が、年に2日間だけ稼動するこの祭りでは
女性だけのチームがプレスする回が1度だけあるそうで、私達はたまたまそれを見学。
桝の中にブドウを敷き詰め、ピラミッドを組み、女性8人が回り始めると、プレス機が
ミシミシと音を立て始め、しばらくしてピンク色のきれいなジュースが滴り落ちてきました。

d0080181_039682.jpgd0080181_040319.jpg

外では、至るところに設置された画面でプレスの実況を見ながら、お祭り騒ぎ。
お客様と一緒に、搾りたての「Vin bourru」、新酒を味見。妙に甘いブドウジュースですが
お腹こわさないといいですけどね・・・隣りの「中世風・ラードサンドイッチ」も食べてみる!?

d0080181_0415726.jpgd0080181_043437.jpg

釜から出したてのパン、熱そう!ディジョンのシンボル、フクロウさんもお出ましでした。

d0080181_0425112.jpgd0080181_046133.jpg

自宅を開放して、祭りのためにビストロ・エスカルゴにした、自称「エスカルゴ協会会長」。
このプレス機がある旧市街は、素敵な石造りの家並みで、私のお気に入りの場所です。
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-20 17:15 | ブドウ畑の四季・秋

ヴァンダンジュ2009・その2

さぁ、日本はシルバーウィークに突入。私のガイド業も大忙しになってきました。
収穫中のこんな忙しい時期、どこのドメーヌも受け入れなんかしてくれる訳もなく・・・
そこを「当日朝イチの電話作戦」で、無理矢理に訪問してしまうのが腕の見せどころ!?
お客様のご希望、叶えてみせます!(しかし蔵の皆さん、親切でした。メルシ~♪♪)

d0080181_18194962.jpgd0080181_18202554.jpg

「ユベール・リニエ」、ユベール爺ちゃんもトラクターでブィブィ。亡き次男ロマンさんの
穴を埋めるべく、アルベール・ビショー社のディレクターでもある兄のローランさんが
指揮を執っていました。「ビショーの仕事は、3分の2に減らしてもらっているんだよ。」
シャルム・シャンベルタン、クロ・ド・ラ・ロッシュ2008年を樽からいただきました。

d0080181_1835536.jpgd0080181_18361269.jpg

「ジャック・フレデリック・ミュニエ」の門に、こんな花飾りを見つけて写真を撮っていると・・・
「お嬢ちゃん達、1杯飲んで行きなよ!」と、収穫隊の皆さんに誘われてしまいました。
キツかった8日間を終えて、安堵の表情です。それにしても、シャトーなのに寛ぎすぎ!?

d0080181_18474084.jpgd0080181_18485148.jpg

「オリヴィエ・ルフレーヴ」では、この時期でもブドウ畑と醸造所の見学ツアーがあります。
オーナーのパトリックさんの後ろでは、今朝シャブリから冷蔵車で運ばれて来たばかりの
ブドウをプレス中。田舎の農家にはない、大掛かりな作業を見るのもひとつの勉強。

d0080181_18521319.jpgd0080181_18531747.jpg

ロマネ・サン・ヴィヴァンの畑と、ヴォーヌ・ロマネ村の教会前で見かけた
「収穫終了」のサイン。

d0080181_1856408.jpg

実を摘んでしまった今、ピノノワールとシャルドネの樹を正確に見分ける方法はただひとつ
・・・上がピノ、下がシャルドネです。葉脈がビミョーに違うのが分かりますか?
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-16 17:18 | ブドウ畑の四季・秋

ヴァンダンジュ2009・その1

9月5日に、サヴィニー・レ・ボーヌにて今年初のヴァンダンジュ風景を見かけてから
収穫前線はどんどん北上、10日ごろに私の住むジュヴレイ・シャンベルタン周辺でも
名物「トラクター渋滞」が始まりました。あちこちで撮った収穫中の風景・その1です。

d0080181_17431852.jpgd0080181_17514852.jpg

うちの主人の勤務先「ドニ・モルテ」の選果台。

d0080181_17564622.jpgd0080181_17575496.jpg

いつもテイスティングでお世話になる「ミッシェル・ノエラ」のアランさん。
ヴォーヌ・ロマネ村「Suchots」にて70名の大所帯。

d0080181_1823121.jpgd0080181_1813632.jpg

サントネーの久美子さんがマダムを務める「フルーロ・ラローズ」を初訪問。
収穫初日にも関わらず、午後中たっぷりと、カーヴと畑巡り、テイスティングに
お付き合いくださいました。お祖父様のルネさんから、現当主であるニコラさん、
孫のフランソワくんまでの3世代が一緒にワイン造りをしています。
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-13 17:38 | ブドウ畑の四季・秋

収穫が始まりました

しつこいですが、今朝もガイドのお仕事・・・。でも女性3人組のお客様を車に乗せて
ボーヌの土曜朝市と、オテル・デューの見学に連れて行くだけなので、気分も楽です。
爽やかな秋晴れ♪ 気持ち良く車を走らせていると、サヴィニー近辺で収穫隊を発見!

「ちょっ!ちょっと!収穫やってますよ!お昼食べる時間なくなる覚悟で行きます?」
・・・なんて大袈裟ですが、ブドウ切ってみる?と勧められたら、切ってみたいだろうし
(本当はツーリストの方々は労働に参加してはいけないんですよ~)、醸造所まで
一緒に見においでと誘われたら、きっとついて行ってしまうと思うので、どうなるやら。

d0080181_765698.jpg

d0080181_774953.jpg

d0080181_78215.jpg

「どこのドメーヌさんですか?」と訊くと、「エシュヴロンヌのドメーヌ・ジャコブだよ。」
との返事でした。今いるブドウ畑はオート・コートではなし、サヴィニー・レ・ボーヌだと
思うんですが・・・意外と早いスタートですね。まっ、シモン・ビーズさんも5日だそうだし。

帰って主人に「黒ブドウだったし、昔ながらに、背中にカゴを背負って収穫してたよ。」と
伝えると「それはクレマンじゃーないな。」との返事。現在ではクレマンは、ベージュ色の
小さなケースで必ず収穫するんですってよ・・・。

d0080181_7162265.jpg

d0080181_7171222.jpg

d0080181_7175980.jpg

その後は、もちろんボーヌの朝市を散策。お客様方は昼すぎの電車でローザンヌへと
発たれるので、車中で食べられるよう、パンと生ハム、ベーコンの薄切り、チーズを調達。
私も30ヶ月熟成のコンテを見つけたので、買いました。それから4人で4つだけ買ってみて
歩きながら食べたフィグ(いちじく)が、とっても甘くて美味しかったです。季節なんですね。
[PR]
by casteltresgirard | 2009-09-05 23:54 | ブドウ畑の四季・秋

黄金の丘@2007年

収穫を終えて今年の役目を果たしたブドウの樹は
毎朝の冷気も加わって、10月に入る前から急激に紅葉を始めました。

d0080181_2221067.jpg









Clos des Lambraysの上から
Morey-St-Denis村が一望に


d0080181_748442.jpg









そのすぐ上に位置する
Bidaudesの畑、落葉もちらほら


d0080181_912737.jpg









Chambolle-Musigny村入口
Fuéesという畑


d0080181_753346.jpg








毎年の黄金の丘グランプリはここ
Domaine Comte Vogüé
Musigny Grand Cru


d0080181_7535813.jpg









Musignyから見下ろした
Clos de Vougeotの城


d0080181_7561937.jpg







Vosne-Romanée
Beaux Montsから
Richebourgの方角を望む
初めて登りましたが、いい眺め


d0080181_7571299.jpg









同じ場所からSuchots方面
モザイクのような色彩のブドウ畑

冬支度の前に、10月の温かい陽射しをいっぱいに楽しむため
この時期は、私もひときわ頻繁に畑をドライブしますが
毎年これらの畑がコート・ド・ニュイ地区の最もきれいなスポットですよ。
[PR]
by casteltresgirard | 2007-10-11 15:17 | ブドウ畑の四季・秋