ワインに羽虫が・・・さぁどうする?

ソムリエの仕事の醍醐味は、やはり少し余裕のある平日夜のサービスです。
お客様とゆっくりワインの話ができますし、普段はお出ししないカクテルを作ったり
一皿に2つのグラスワインを合せて飲み較べてみたり、食後酒もお勧めできます。

日曜日の夜、ミョーなことがありました。
「ワインにムシュロンが浮いている」とお客様に言われグラスを見ると、羽虫が2匹。
夏のテラス席では、皆さん暗闇で羽虫入りワインを飲んでいるかもしれませんが(笑)
こんな寒い時期に・・・。

日本ソムリエ協会のテキストだと、「グラスをお取替えする」なのかもしれませんが
フランスの学校では、「スプーンで虫を掬えば良い」 と習った私。
三ツ星レストランに勤務していた時も、同僚たちはそのようにしていました。
それをやったところ、お客様はどうも納得いかない顔。それならとグラスをお取替え。

その5秒後、「また入ってるみたいなんだけど・・・」

さぁどうするソムリエ?咄嗟に口をついて出てきた言葉は・・・
「羽虫もね、私達と一緒で赤ワインが好きなんですよー。その証拠に気持ち良さそうに
泳いでいるじゃーないですか。ワイン蔵にテイスティングに行くと樽に群がってますよ。
でも、瓶詰め前にちゃーんとフィルターにかけているから大丈夫です。
これも自然ってヤツですよ、自然。」

この中途半端な気候のせいでしょうか、後日また同じ事がありました。
私は一滴でもワインを無駄にしたくない呑み助ですから、羽虫なんて取り除けば良いと
大雑把な考えを持っているのですが、確かにデリケートなお客様もいらっしゃるから・・・。
皆さんは、ソムリエにどのように対処して欲しいですか?
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by casteltresgirard | 2006-12-06 23:06 | ソムリエの独り言
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